多賀城の平屋 完成間近
2013.09.12 Thursday
以前設計した多賀城の平屋があともう少しで完成引き渡しということで、久しぶりに建て主のお二人のところへご挨拶に行ってきました。
この夏の猛暑にも負けずにお二人ともお元気で何よりでした。
この物件は、施工業者が監理を自前で行なったので途中経過は分からなかったのですが、完成引き渡しを楽しみにされているのがこちらにも伝わってきて、とても嬉しく思いました。
ブレッツァ・アーキテクツ|一級建築士事務所の仕事を紹介しています
|
以前設計した多賀城の平屋があともう少しで完成引き渡しということで、久しぶりに建て主のお二人のところへご挨拶に行ってきました。
この夏の猛暑にも負けずにお二人ともお元気で何よりでした。
この物件は、施工業者が監理を自前で行なったので途中経過は分からなかったのですが、完成引き渡しを楽しみにされているのがこちらにも伝わってきて、とても嬉しく思いました。
ここ仙台でもようやく桜が満開となった今週、近郊の多賀城で地鎮祭を行いました。
ここは遺跡内のため、地盤改良で柱状改良を行う場合は事前に埋蔵文化財の発掘調査をしなければならず、そうなると数ヶ月は余計にかかってしまいます。
そこで今回は、表層改良を採用して埋蔵文化財を痛めることのないようにし、発掘作業を省略することで早期着工を実現しました。
建物位置と地盤レベルも確認しましたが、レベルが図面より低く設定されていたので修正を依頼。ちなみにこの物件は設計のみで監理は行わない予定です。
老朽化と震災の影響で傷んだ家の、建替えの計画です。
写真は解体を終えたばかりの多賀城の計画地。解体工事費は震災前と比べて依然として高いですが、解体しないことには先に進みませんので仕方ありません。
しかしここは埋蔵文化財包蔵地。発掘調査にはたたでさえ時間がかかるうえ、震災後は建替えも多く、順番待ちの状態だとか。今日確認したところによると、いま書類を提出しても、発掘は早くても6月にならなければ始められず、3週間はかかるとのこと。施主のお母様は90と高齢なので、あまりお待たせしたくないのですが。
去年の仙台市富沢の物件は、遺跡の端だったため結局発掘せずに終わりましたが、今回はどうなることか。まずは届出からスタートです。