M邸 地盤改良工事

M邸の工事が始まったので、これを機に日頃皆様になじみの少ない『監理』とはどのようなことをしているのか、その一部でもご紹介出来ればと考えています。(しかし前半は目に見えた動きが少なく、後半は職種が絡み合うので、うまく紹介できるかどうか微妙・・・詳細は監理記録にまとめて施主に御報告することになっていますが、ブログでは別の視点から書きます)

また同時に、家造りに対する夢や楽しさが伝われば幸いです。

■早速、昨日から地盤改良工事です。

Dsc_0511 これは専門工事なので、工務店とは別の業者の施工(外注)になります。設計時に地盤データをもとに要・不要や、適切な工法を判断します。いくら建物が耐震になっていても地盤が弱ければ無意味ですし、逆に地盤が弱くても、適切に対処すれば問題ありません。

今回は多くの選択肢の中から3種類の方法を検討し、柱状改良を選択しました。地面をセメントとかき混ぜながら地下5mまで固めます。全部で41ヶ所あり結構大がかりですが、これで憂い無し、です。

現場は車で片道1時間の場所ですが、施工時に立会って位置・深さの確認を行いました。柱状体の強度の確認は後日です。

仙台 光のページェント

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ケヤキ並木で有名な定禅寺通りは、まるで光のトンネルのようです。夏はこんな感じでした。建物のライトアップなどと違い固定されていないので、風が吹くと無数の電球がゆらめいて、まさに光のシャワーのようです。雪も趣きがあるんですが今年はまだ降ってません。

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今日はたくさんのサンタクロースがパレードする日なので、子供たちに見せたくて連れて行ったのですが、あまりに人が多くて断念。絶対に迷子になりそうでした。。。

Dsc_0490 でも勾当台公園で巨大サンタさんと記念撮影。

サンタのおおきな袋に何が入っているのか気になって仕方がありません。とってもご機嫌な、みつごたちでした^^

M邸 地鎮祭

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オメデタイ事は続くものです。先日に続き、今日はM邸の地鎮祭に立ち会ってきました。おめでとうございます!子供たちは神様に何をお祈りしたのかな。

となり近所にもご挨拶し、年内中に地盤改良を済ませます。

その後、工務店の社長さんとお仕事の話を少々。うまく噛み合えば楽しいだろうなあと思う。

K邸 地鎮祭

本当に久しぶりのK邸です。

Kanc

一度、設計条件が変わったので急遽、別のプラン(B案)をまとめ、御提案したのだが、実は今から3ヶ月前に再び前のプラン(A案)に戻っていたのだった。そして本日、地鎮祭と相成ったわけである。着工は来年5月予定だが今年中に神事を済ませたかったようだ。

さて、本来ならこれでメデタシなのだが、この3ヶ月間を利用してA案の気になる箇所を抜本的に練り直していくうちに新たにC案に辿り着いたので、地鎮祭のあと打合せをさせてもらった。

そもそも「頭の中では既にA案に住んでいる」くらい気に入っているのに、今回頼んでもいないメジャーチェンジ案が出てきた事は不思議に思われたかもしれない。こちらとしてはそれを承知の上で、駄目元で進めてきたC案だっただけに、一目で気に入ってもらえて正直ほっとした。そして正式にしばらくC案を練るチャンスを得た。

多分竣工まで様々な変更提案をし続けると思うが、その辺は巳年生まれという事でご容赦願いたい。しぶといにょろよ。

確認申請

場所にもよるんだろうけど、厳しくなったような・・・。木造の接合金物の種別まで求められたのは初めてだ。中間検査にもいらっしゃるのよん。

都市部ではそうはいかないだろうけど、地方だからなのか、住宅程度の規模のものまで全部中間検査に来るとは驚き。

監理は施主の代理人

設計監理と工事業者は、各々が直接施主と契約している。施主にとっては一本にまとめたほうが解り易いかもしれないが、それでは施主以外の利害が一致し易くなる。我々設計事務所は、工事で儲けることを考えるべきではないから、工事とは別契約のほうが良い。

ところで、そもそも工事業者を決める際には、不誠実な業者は施主には決して紹介したりしないのだから、きっとしっかり工事をやってくれるだろう。ならば監理は要らないかというと、そうでもない。

どうも監理と聞くと、『手抜き工事を監視する役』と思われがちだが、手抜きなんかなくとも、専門知識を持たない施主の代弁者として、工事業者と話が出来る者がいると、意思の疎通がうまくいく。「間違い」や「思い込み」「勘違い」が無くなる。特に設計と監理が同一の場合などは尚更、施主や設計図の一番の理解者として、疑問や新たな要望に対し、最適な提案を工事業者と詰めることが出来るのが、監理者だろう。

というわけで、M邸の確認申請の修正も終わり、いよいよ監理業務突入。

M邸 工事契約

12月10日 大安の日にM邸の工事契約が行われ、これに立ち会う。

実は先月末に工務店から出された見積もりが予算を若干オーバーしていたため、約1週間ほど再度ショールームに現物を見に行くなどして変更案の作成に追われていた。毎度のことだが、コストを最小限に抑える工夫をしても、施主の夢に比例して要望も過大になれば、予算を超える。もちろん多くを望むのは当たり前だし、極力その要望を削ることはしたくないので、何らかの形で設計に取り込み、あとは施工者がどのような値をつけるかを見てから、判断するわけである。

減額というとグレードダウンという負のイメージがあるが、如何にデザインや機能の質を落とさずにコストを下げるかがポイント。そんなことが出来るのなら最初からやってるわけで、多少の質の低下は避けられないが、それ以上にコストを下げられれば、相対的に建物の価値は高まる。そんな代替案を探し出し、施主に納得してもらうのは大変だが、単に何かをやめて帳尻を合わすのでは芸が無さすぎだろう。

先週、確認申請も提出しており、地鎮祭の日程も決めたことで、いよいよ着工の準備が整いつつある。

保育所の発表会

昨日はみんなで仲良くお遊戯だった。

今週ずっとうまくプランがまとまらずにもやもやしていたのが、子供たちの劇を見たら、少しすっきりしたみたい。

誰でもそうですがあら不思議、やっぱりうちの子たちが一番可愛く見えた。この子たちにはずっと笑顔でいてもらいたいなと、ふと思った。

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