消防検査

本日、復旧を進めていた倉庫の消防検査が終わり、受電と合わせて大きな山場を越えました。色々と増減変更がありましたが、残工事も無く、残るは施主検査のみ。

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うちの子供たちが見たら大喜びしそうな、大人の水遊び。

じゃなくて、屋外消火栓の放水テスト。

リセット

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震災の翌週に打ち合わせを控えていたこの物件。何度も打合せをして、たくさんのご要望を盛り込みながら、かなり具体的にまとまりつつあったのですが、その打合せの準備も虚しく震災後に中止となっていました。

しかし先月、敷地を替えて再スタートすることになり、改めてプランを検討しているところです。ありがたい事なのですが、前と敷地条件が全く違うため一からのスタートとなり、これがなかなか大変なのです。結構気に入って貰えてた前のイメージにどうしても引きずられてしまい、なかなかしっくりきません。そろそろ方向性を見出したいと焦るばかり。

ただ、考えようによっては2回もチャレンジできるわけで、一粒で二度美味しいと思わないとバチがあたりますね、きっと。

惜しい

最近のネット広告って、興味のありそうな人を選んで、そこにピンポイントで表示されますよね。どういう仕組みかさっぱり分かりませんが、気が付いたのは恥ずかしながらつい最近。

自宅にサンドバッグを据えたいというお客様のご要望にお応えするため、大きさや重さを検索したのですが、それ以来私のパソコンの片隅には、いつも長谷川穂積が居るようになりました。あっちにもこっちにも。昨日も今日も。あんまりしつこいのでそういう仕組みなんだと理解した次第。

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でもサンドバッグが欲しいのは私じゃないんですが、そこまではまだ分かってもらえてないようです。

震災復旧

復興と復旧は別ものですが、復旧無ければ復興もないわけで、一日でも早く復旧できるよう鋭意作業中ですが、ここにきてようやく当社の復旧業務もいくつかカタチになりつつあります。

メールでお問い合わせいただいてから4ヵ月半が経つ住宅。目に見える大きな被害があって、原因と対処方法もすぐに決まったのですが、市の判定で何故か一部損壊となったため再判定を依頼。待たされた挙句やはり全壊と判定され、ようやく着工となりました。家が傾いてサッシが壊れ、玄関も開かず、階段も壊れているのに一部損壊とは見る目がなさ過ぎですが、一回目は外観を目視するだけだそうです。お役人のすることはよく分からない時がたまにあります。

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耐力壁が少ないので、筋交いで補強します。耐力が増す分、金物で柱・梁・土台を緊結させるため、壁を一旦剥がします。剥がさなくてもやり様はあるのですが、ここは壁とサッシが破損していたので、オーソドックスな方法にしました。ここまできたら一日でも早く直したい。

それからこの夏ずっと監理していた海沿いの倉庫は、あともう少しで完成。

最初に訪れたときはこんな感じでした。

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それが今ではこんな感じ。

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広い構内の舗装や側溝のヘドロも全て除去しました。暑い中、本当にご苦労様でした。

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製品と一緒に、知らない車が浮かんでた倉庫内も。

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ほとんど元どおり。

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幼稚園や公民館など、公共建物の被害調査と復旧対応のお手伝いもしています。公共の場合は国の補助が絡むため査定がとても厳しく、現地を査察したり書類を査定したりする際に立会い、質疑応答します。

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先々月査察に立ち会ったときは土木も同時にやってて、地すべり現場を降りて確認してました。原因と復旧範囲・方法を吟味し、徹底的に無駄を省いていきます。こちらも別の意味でお役人らしい。

査定も丸一日かけてほんの数件なのでとても効率が悪く、早く復旧したくてもこれが通らないと着工すら出来ないのですが、関わった物件は先日全て終わり、これらも復旧に向けて動き出すことでしょう。

他にも、お問い合わせ頂き進めてきたマンションの改修も、これからいよいよ工事が始まるところ。

震災から半年が過ぎ、いずれも早く終わらせたいものばかりですが、職人や資材不足など施工もままならない中、設計から監理段階に移行しただけでも御の字といったところでしょうか。

屋根

110912 subakoの現場は、震災の影響による職人不足でやや遅れ気味ですが、ようやく屋根まで進みました。

これで今週、中間検査が受けられます。

ジャズフェス

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昨日の夕方の森トラスト。ここはオープンカフェがあって特等席ですね、演者も観客も。そして何気なくここのプログラムを見たらガロートさんの名前を見つけるも、既に終わってた。ああもったいない。

今日は朝降ってた雨も上がり、昼前に駅前まで。皆さん格好良い。お客さんもノリノリ。

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で、街中を歩いててバッタリお会いしたのが、以前お世話になった社長一家。震災直後の混乱の最中にお会いして以来だから、約半年ぶり。近況や有り難い仕事の話しなど、情報交換を少々。

ジャズフェス

今年で21回目となる定禅寺ストリートジャズフェスティバルが始まりましたね。クライアントの所属するバンドや、先日カディで知り合ったアーティストなど見たいステージが増えたので、今年は例年に増して楽しみです。

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初っ端はキョール・アドウェイ。Mさんが言うにはゲール語で「北の旋律」という意味だそうです。アイリッシュ特有の美しいメロディと澄んだ音色が秋の空にとてもよく合い、何だか豊かな気分に浸れます。たくさんの人が足を止めて聞き入っていました。

ところで最近は全国から参加者が集まるそうで、レベルも高いんでしょうけど、街中に音楽が溢れてるところがやっぱり単純に好きです。質より量かな、自分の場合。

天高く

事務所からふと見上げれば秋の空。

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秋になると妙に仕事が捗ります。冬篭りに備える猿の頃の記憶でも残っているのでしょうか。それともまだ猿のままなのでしょうか。ん、どっちとも言えそう。

では本能に従ってもう一仕事。

新規プロジェクト?

今日は新しい企画のプレゼンがありました。この住宅は7月15日に初顔合わせをした際に提案を依頼されたのですが、業務が非常に立て込んでいるために1ヵ月半も待って頂いたという、今までではとても考えられないケース。しかし、見方を変えればその間作業は出来ないまでも、構想を練り、クライアントに成りきるための充分な期間が与えられたわけで、これしかないという案をピンポイントで提案できたと思います。

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仙台では狭小の部類になります。お待たせして申し訳なかったですが、とても気に入って頂けたので、何よりでした。

次はクライアントの番。この案をたたき台にして、じっくりイメージを拡げてみて下さい。

 

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