M邸 内部造作2

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2階は子供たちだけのフロア。学校で言えばオープンスペースのような使い方を意図しています。いっぱい勉強してね。

M邸 内部造作

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本格的に内部造作が始まっています。設計時からブログに書いていた通りディテールにはとても気を使っているのですが、すごく綺麗に仕上がりそうです。

先週のM邸

問い合わせや依頼など、いろいろ重なる時は重なるものです。忙しくなるとどうしても如何に処理するか、図面を完成させるかに気が向きがちになってしまいますが、ふと目的と手段が入れ替わっていることに気付かされます。あぶないあぶない。

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M邸はひとつひとつクライアントと詰めながら、着実に進んでいます。長期間付き合ってくれる工務店にも感謝。

M邸現場

070403_105730 ホゾの位置も完璧なトメの納まり(ってわかる人しかわからないでしょうけど)

なんでもこのために専用の工作機械を購入したとか。やりますな、大工さん。

今日はRの付いた天井のレベル出しを手伝ってきました。手伝ったと言うよりも、あっちを微妙に上げたりこっちを下げたりと、細かい指示に付き合ってもらったという感じでしたが。でも大工さんと息が合ってくると、現場って本当に楽しいです。

M邸 現場打合せ

■電気打合せ

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サッシが全て入りました。逃げのない寸法を要求している部分が多く、額縁をなくして柱に直接抱かせたサッシなどは、精度が良くないと納まりません。大工さんもやりづらそうですが、キレイに納まってるところはさすがです。

これから外装を進めると共に内装の段取りに入るので、現場にて電気業者さんと様々な位置や経路の確認。

M邸 中間検査

朝一で土木事務所から検査官到着。特に問題は無く、部材調達の都合で未施工になっている部分の施工写真を後日提出すればOKとなった。検査は約10分程度だったが、予想に反して随分と細かく見ていった。これが(例え木造住宅でも)全棟対象なのだから、さぞかし職員も大変だろう。

聞けば別の現場の外壁下地で釘の種類を間違えていたとこがあったらしい。監理はいなかったのだろうか。そうなるとまさに中間検査様さまというところか。ちなみにM邸は床合板の張り方が模範的だと褒められました。(ということは他の張り方をしてしまっている現場も多いということか・・・)

M邸 床下地組

■床下地組み

先日連絡が入ってから2日ほど現場に行けなかったのが不安で、午前中寄ってみた。(こうしてみると片道一時間というのは微妙な距離だ。)

仕上代(シロ)をイメージしながら細かい寸法を決めているので、現場も丁度都合が良かったらしく一緒になって墨出しを手伝ったのだが、考えてみると図面を原寸で現場に書くのと同じことだから、確かに都合が良い。先の工程まで話し合えるので、こちらも安心できた。やっぱり図面だけで全てを理解してもらうことは難しい。現場で必要なのは対話だと改めて感じる。と同時にそろそろコンセント類の位置も決めなければと多少焦る。

話変わって、夜はK邸の打合せ。ようやくプランが決まったのがうれしい。今回はCGをメインにプレゼンしているので、平面だけでなく、素材や色彩など打合せ内容は多岐に亘り、空間の雰囲気も伝えられる反面、全ての要素を同時に扱うため一点に収束させるまでに時間がかかる。ただ一度決まればあとはブレないだろう。

よく、模型に替わってCGを活用するような話も聞くが、実際M邸の現場やK邸の設計で努めてCGを多用してみた感じでは、模型とCGは全く別物。ただしどちらも対話のツールとして欠かせないもので、うまく使い分け出来れば心強い。個人的にはCGがエスキスツールとしてもかなり使えると分かったのが収穫。

M邸 打合せ

■16(金) 現場打合せ

納まり等の確認、現場実測

■18(日) ショールーム

住設機器の仕様確認のため、M氏とショールームへ。仙台のショールームが改装中で見れないため、福島まで行ったが、応対は仙台よりも良かったかも知れない。だけどやっぱり遠い。

M邸 上棟

ここ一週間ちょっとの間、K邸の設計検討に集中しています。次の打合せが正念場かな。それと並行してM邸のディテール検討と提案・指示を行っています。

■建て方

ついに始まりました!

Muk_0555_1 足場掛けを含めて2日で完了。先行して土台で1日。どれも天気は快晴でした。部材や金物の仕様などの確認を行っています。あとで建て入れ精度を確認してみたい。今回は精度を確保するため、露出部以外は集成材を使用しました。

伊藤工務店さんの段取りと手際の良さに感心しました。これから仕上げに入ると指示が細かくなりますが、宜しくお願いします。

M邸 全体会議

施工者とその協力業者、M氏を交えての全体会議。初回なので、図面説明と今後の検討課題などを全員で話し合う。CGをたくさん作ったので、出来上がりイメージを皆で共有できたように思う。部位の説明も模型よりCGのほうが一目瞭然。ここまで多用したのは初めてだが、施主へのプレゼンだけでなく、現場資料としても重宝しそうだ。

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全体は部分から成り立ち、部分は全体から導かれるため、常に全体と部分を往復しながらの検討となる。これでよしと思った時点でこのループを自ら終えることはできるが、往生際が悪いので最後までループし続けるつもり。目的はただ一つ。